議会のバリアフリー化

皆さま、お疲れ様です。

志木市では朝からほんのり雪、雨、霰?っぽい朝から始まりましたね。

また、一気に気温が下がってしまいましたが、皆様お変わりはないでしょうか。

さて、国会で活躍する障害を持つ議員さん、皆さんはご存知でしょうか?

参議院議員:天畠大輔さん、船後靖彦さん、木村英子さん

衆議院議員:大河原雅子さん、

がいらっしゃいます。

れいわ新選組にこれほどの障がい者が当選されたことで、一躍有名にもなりました。

その後に、議会がスムーズに事が運ぶように、国会内ではバリアフリー化が一気に進められたことも、有名な話です。

その中でも、昨年の夏に戸田市議の佐藤たかのぶさんよりご紹介いただき、私が愛知県の豊田市で開催された「障がい者の自立と、政治参加をすすめるネットワーク」に出席する機会をいただき、その時に天畠議員と初めてお会いしました。

この会議では天畠議員が経験した国会での苦労、一般質問時の課題、バリアフリー体制などいろいろお話をされて、まだまだ国会内や日本国内でも課題は多く残るなといった印象でした。

国会ではこれまでは障がい者当事者が参加する事例はあまりなかったのですが、令和維新の活動が目覚ましく多数の障がい者が当選し、国会で活躍することができると見せてくれました。

その傍ら、発言がなかなかできない立場であるため、介助者が必要となり、国会でも介助者の同伴が認められて現在でも活躍されています。

今までは、障がい者は「支援を受ける側」であり「社会から隔離される」側でありました。

障害者権利条約が採択されたあとに国内で障害者差別解消法が成立し、全国各地でも共生社会条例の成立が進み、障がい者も社会参加が可能となってきました。

こうしたことで、共生社会を実現するための条例の成立に加えて、障がい者が社会参加を可能とする細かな条例の制定が取り組むなど、発展的に進められています。

こうした中、共生社会条例や手話言語条例が成立する前、自分も耳が不自由な中で社会参加は可能なのかどうか、20代の時に不安だらけの中で過ごしてきました。

自分の社会参加を可能とするため、情報保証の要となる手話通訳派遣制度の設立に向けて、制度立ち上げの準備委員会のメンバーとして活動してきました。

その結果、市内の議員さんの協力を経て、成立されました。

それから20年以上、手話通訳派遣制度を利用し、自分の社会参加を可能とするための情報保証の体制が整っています。

共生社会条例は令和5年度に成立され、手話言語条例もこれから進めようと障がい者団体の動きや取り組みが始まっています。

あとは、自分が障がい者当事者として、政治参加し共生社会の取り組みに対しての声を、市政に届けていこうと行動しています。

「障がい者は何もできない」という形は終わったのです。

だれ一人残さず、住みやすい街づくりを。

これからは皆さんと手を取り合い、共に歩み、誰もが挑戦できる街へ実現できる街づくりをお手伝いしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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